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種をとります

昨年夏に元気よく育ってくれていたオクラは、秋に熟して、冬には枯れて種をつけました。

 多くの野菜の一生は1年未満です。
春に芽吹いて、夏に成長して、秋に成熟して、冬に枯れます。
そして次の年に、もう一度芽吹くために種を残します。

 私達は野菜を食べますが、その多くは野菜が種を残すために
エネルギーを貯めこんだ部分です。それを食べてしまいます。
私達が食べてしまうので、野菜は種を残すことが出来ません。

 例えば白菜やキャベツの、あのギュッと詰まった球も同じです。
春になると球がバリっと割れて一気に花が咲くのです。
でも、ギュッと詰まってエネルギーを貯めこんだところを食べてしまう。

 オクラは種が入った実の部分を、成熟する前に食べてしまいます。
オクラを輪切りにしたときに、その中にある粒が、オクラの種です。

 長い時間をかけて人間は野菜を食べやすい美味しい植物に変えてきました。
野菜はどうやって生き延びてきたのでしょうか。
野菜は人間と一緒にいることで生き延びてきたともいえます。
他の植物に負けぬように畑で育てられ、種を守ってもらう代わりに
その多くを人間に与えてくれます。

 人間が野菜を栽培してはいますが、それは支配ではなく
共生かもしれません。
 共生している、と思うと野菜と人間が同じ生命である感覚が出てきます。
そして種をとって、「また今年もおねがいします」と新たに種をまきます。

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